通関士 合格体験記 Y.Tさん 神戸市東灘区 40代 女性
(1年目:通関士総合講座(早期スタートパーフェクトコース))
私の合格体験記
以前、輸入の仕事に少し携わっていたことがあり、
その時に見た輸入許可書に記載されている番号(HSコード)って何だろ?と気になり、
その頃から通関士というお仕事に興味を持っていました。
そして昨年から始めたパート先が通関業者、
今後の自分にプラスになると思い今回挑戦しました。
私は新しい仕事で経験を積んでいくには遅い年齢で、
できるだけ早く仕事に役立てたかったことと、
子供二人が幼稚園児で長期にわたって勉強時間を確保するのが難しいことから
短期集中、一発合格を目指しました。
2月から先生の講義にお世話になりました。
通関士の勉強も初めて、
法律の勉強も全くの初めてで、
今思うと2、3月からじっくり関税法の講義を受けて良かったです。
4月からの講義は2、3月より随分スピードも速く、
初めての確認テストを受けた後、
問題をただこなすだけではいけない、
内容をしっかり理解していないと点数は取れないと痛感しました。
本番まで青の問題集は何周もし、
先生から配布のテスト、
プリント、合同テストも3回以上は解いたと思います。
赤のテキストを読み、問題を解いて、
解答が合っていても論点が間違っていなかったか等解説を読んで理解する、
をひたすら繰り返しました。
あとは毎月の合同確認テストの出題内容に合わせて、
その部分を集中的に勉強しました。
勉強は、土日はほとんど出来ず、
平日の日中、子供達が園に行っている間の時間でした。
思うように勉強時間が取れない日もあり、
夜に余裕があれば勉強しようと思っていましたが、
睡魔に勝てず赤のテキストを数行読み、
そのまま寝落ちしたことの方が多かったです。
そんな状況でしたので、
勉強する時は集中し、
時間はかかりましたが、
問題を解く時は一問一問必ず理解して次に進むようにしました。
6、7月になると申告書の学習に入りましたが、
講義中の問題ではきちんと類注を読んでいなかったり、
理解していなかったりで、ほとんど不正確でした。
確認テストでは内容によって正しい税番に辿り着けないこともありました。
これでは危険だと思い、より多くの表に触れるため、
過去に合格された方の体験記を読むと
ゼロからの申告書という問題集で学習されていた方が多かったので
私もこの問題集を使用しました。
関税法の問題もそうでしたが、
申告書も学習し始めは理解するのに時間がかかり苦しみましたが、
何度も何度も同じ問題を解き、
毎回解くごとに分からなかったことが少しずつ分かるようになり、
突然道が開けたように、
正解率も上がっていったように思います。
講義中のプリントの答え合わせは当てられますが、
自信がなくてもとりあえず答える、
そして何か答えを言えるように速く問題を解くようにしました。
計算問題等は自分の解き方のどこが間違えたのか、
先生は順番に確認してくださいますし、
間違えたところは記憶に残りやすかったと思います。
模試を受けましたが、
申告書の為替レートを間違え課税価格の計算が全滅、
本試験で同じミスをしたら終わり、不安は倍増しました。
不安と焦りと落ち込みで全く勉強が手につきませんでした。
家族にはやさぐれてるなぁと言われました。
やさぐれながらも日に日に近づいてくる試験のことは気になり、
家族にも負担をかけている、
やはり今回絶対合格しなければならないという気持ちを持ち直し、
ここまできたら、なるようにしかならない、
と吹っ切りました。
ミスが模試で良かったんだと思えるようになり、
本番では緊張しましたが、
模試よりも落ち着いて取り組めたと思います。
先生のサポート、
家族の協力のおかげで、
私は合格することができました。
同じクラスに通われていた方々からも良い刺激を頂きました。
本当に有難うございました。
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